RAWでフォトレタッチを楽しむ。

みなさま
 
お疲れ様です。
大澤です。
 
毎年8月13日頃、恒例のペルセウス座流星群が見頃でしたが、今年はあいにくの天気。
「星に願いを」
流れている間、三度願いを唱えると叶うという話があります。
みなさまは何をお願いしますか?
私は、
「金、金、金。。。」
または、
「酒、酒、酒。。。」
浪漫のかけらもありません。。。w
 
さて、先日、家内と河原を散歩していたときの話です。
夕焼けがキレイだったのでカメラを構えました。
いい感じに雲がかかっており、夕日の明るさと、雲の陰がほどよいコントラストを醸し出していました。
明暗両端を活かす写真にしたかったので撮影モードを「RAW(ロウ)」に設定しました。
今月のブログネタは「RAW」にしたいと思います。
 
「RAW」とは「生の~」という意味があり、写真で言うと未現像の状態を意味します。
みなさまは、普段、スマホなどのカメラデバイスが、デバイス固有の変換エンジンで現像されたJPEG画像を観ていると思います。
「RAW」で撮影した場合、現像時に色温度、露光量、シャープなどをカスタマイズして画作りを行う必要があります。
 
下の写真は河原を散歩しているときにRAW撮影したものを、Photoshop CC 2017 Camera Rawで撮影時の設定で現像しようとしているキャプチャーです。

001

▲RAW画像名「01.CR2」。撮影時の設定(上の設定)で現像した写真を「01_default.jpg」とします。
写真下部の暗部や太陽がある明部もつぶれてしまい、これではいい画とは言えません。
 
現像時に調整したのが下の写真です。

▲01_result.jpg
 
同様に撮影時の設定で現像したものが以下です。(RAW画像名「02.CR2」)

▲02_default.jpg
 
現像時に調整した写真は以下。

▲02_result.jpg
どちらも明暗部の調子がつぶれることなく現像できました。
 
現像時の設定一覧表を以下に掲載しておきます。ご参考になればと思います。

 
実はこれらの写真は、私が受講している『Schoo』というオンライン学習サービスの授業の一つ、
フォトグラファー イイダ マサユキ先生の『一歩上を目指す人のための写真撮影講座』の第三回放送分「ホワイトバランス」での課題として提出した作品です。
RAW現像での提出も可ということでしたので、テーマの「ひかり、おれの好きなようにしてもいいか?」に乗っ取って提出した作品でした。
 

提出時の大澤のコメント

ポイントとして、
明暗部の形をつぶさずに調節した結果、HDR的な仕上がりになりました。
しかし、明暗を都合よく調整しながら観ることができる人間の視認性を考慮すると、光(明暗)を好きなように調整した画像、HDRこそが相応しいと思います。
色については、実際に撮影した時の記憶に残る調整が肝になってくると思います。
撮影時のホワイトバランスはオートを基本にしていますが、色温度で少し赤味を調整してみました。
実際には全体的にもっと明るい景色だったのですが、黄昏時の印象が出るようにトーンを落としてあります。
※HDRについては以前のブログ記事をご参照ください。
 

これに対してイイダ先生のコメント

大澤さんの作品はRAW現像に慣れた方らしい素晴らしい仕上がりですね。
ホワイトバランスの調整もカメラが補正しがちな色を印象色、記憶色として意図して表現しているところも素晴らしいです。
夕焼けなどを撮影すると、どうしてもニュートラルに仕上げようとカメラは意図しない補正をすることがあります。
そんなときはホワイトバランスのプリセットを変えて様々な色と表現に挑戦するのは楽しいことです。
みなさんも大澤さんの作品のアプローチは参考になるので、機会があればやってみましょう。
またコメントの中にHDRとの用語が出てきましたが、これは「High Dinamic Range rendering」の略で階調を拡大して1枚に収める画像処理手法です。
人間の目はとても広い階調を認識できると同時に瞬間的に瞳孔を調節して、かつ脳内でも合成をして広い階調を認識しています。
それを写真に収めようとすると機械的限界があって不可能ですが、それを可能にする技術がHDR合成です。
こちらは機会があれば挑戦してみてください。
 
イイダ先生、ありがとうございました。
 
これからもいい写真を撮れるように勉強したいと思います。
 
最後に、とある飲み会で、撮影させていただきました。
巨匠二人、イイダ マサユキ先生(左)と、株式会社スイッチ 鷹野 雅弘様(右)のツーショットです。
(掲載許可をいただいております)
※イイダ先生の容姿は一部普段とは異なります。w

▲楽しいひとときを、ありがとうございました。
 
飯田昌之様のプロフィール
鷹野雅弘様のプロフィール
 
最後まで読んで下さり、ありがとうございましたm( _ _ )m