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3Dプリンターというもの

お疲れ様です。
昨年、クロスメディア・エキスパート認証試験に合格した大澤といいます。
日々、色々なメディアやガジェットに注目しています。
今日は、クロスメディア・エキスパートの観点から3Dプリンターのお話をしたいと思います。

少々古い話題になりますが、Makersブーム到来!
私なりに理解したMakersブームとは、webやインターネットなどの技術を活かし、パーソナルレベルでの物作りを活性化させ、製造業に現在の産業革命を起こそうというムーブメントです。
この言葉で有名になりはじめたのが3Dプリンター。

写真やイラストなどの2次元データだったら従来からあるプリンターを利用し、CMYKなど、馴染みのあるインキを紙に吹き付け描いてゆく様子は今では誰でも想像できるでしょう。
では、3Dプリンターについてはどうでしょうか?
いろいろなメーカーからパーソナル価格で発売されはじめ、身近に感じるようになりましたが、実際に目の当たりにした人はどのくらいいるのでしょうか?
どのような仕組みでどのようにプリントしていくのでしょうか? 
まだ敷居は高いように感じます。

少し調べてみました。
3Dデータをもとに粉末状の石膏を接着しながら積み上げて作成するタイプのもの。
形状に合わせて棒状の樹脂を溶解し形を起こしていくタイプのもの。
どちらもプリントというよりも彫刻に近いイメージがあります。

では、3Dデータはどうやって準備すればいいのでしょうか?
こちらも調べてみました。
すでに有志による3D素材がネット上に準備されており、フリーでダウンロードできるものもあります。
さらに調べてみると、なんと人気アイドル3人組みの形状データもフリーでダウンロード可能とか…!
ファンには垂涎ではないでしょうか…。w
その他、専用3Dソフトを活用したり、Photoshopからでもある程度は作ることも出来ます。

3Dプリンター活用の利点として、従来の工程で試作品を作るよりも3Dプリンターに出力した方が短期、低価格で済むということ。
医療の分野では3Dプリンターで制作した臓器の立体物を参考にし、治療に大いに役立てているという話も聞いたことがあります。

少々、私事ですが…。
実は、およそ15年くらい前、3Dソフトにはまり、色々なモデリングデータを作成したことがあります。
一眼レフカメラ、パイプオルガン、グランドピアノ、バイオリンなどなど…。
点を繋いで線にし、線を繋いで面にし、面を伸張し立体的にしていく方法。
形状を面の集合体にしたものをポリゴンメッシュといいます。
その作成したポリゴンメッシュ上に材質感を設定し、凹凸感を加えていくことで、よりリアルな仕上がりになります。
左右対称のものに関しては、どちらか片方を作れば、反対側は自動で生成してくれる機能もあったりします。
長時間の作業後の髭剃り時には「片方剃ればもう片方は自動的に剃れるんだ…」などと錯覚するくらい夢中になった覚えがありますw

けっこう奥が深い3D。
活用法が深まり、さらにリアルなものを出力できるプリンターが出てくるといいですね。
出来ればさらにお手頃なお値段で…。w
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