「記憶色」と「期待色」

こんにちは、まいたです。
もうすぐ4月…。新しい季節の到来ですね。
同時に桜の季節でもありますが、
ここ鹿角の桜・お花見のシーズンは、例年ゴールデンウィーク頃になります。
さて桜といえば、みなさん桜の花びらは何色だと思いますか?
「ピンク!」という方が大半ではないでしょうか?
実際には、白と言ったほうがいいくらいの薄ピンクなのですが(桜の種類にもよりますが)、
私たちの記憶のなかでは「桜=ピンク」というのが一般的なのでは…。
これがいわゆる「記憶色」なのですが、私たちDTPの画像オペレーターが、
デジタルカメラの画像データ(RGB)を印刷用(CMYK)に変換する際に、
気を使うところでもあります。
そのまま印刷用に変換しただけでは、思ったような色(記憶色)にならないことがあるんです。
下のデータは、撮影したままの状態と…
$しかつのブログ
(RGBでですが)花びらをピンクっぽく、空に少しブルーを足して、
葉っぱを少し鮮やかにしたものになります。
$しかつのブログ
さくっと修正したのでキレイではありませんが、
撮影されたままのものより、加工されたものの方がぱっと見、
桜らしく見えるのではないでしょうか。
桜以外にも、料理写真・人肌なども、同じことが言えます。
料理は美味しそうに見えていたほうがいいですし、
人肌も(何か意図したものではない普通の写真であれば)血色よく見えていたほうがいいわけです。
ただ料理も肌も「記憶」にある色というよりは、
「こうあった方がいい」という色合いなので、これがいわゆる「期待色」になります。
画像オペレーターはその辺を加味して、変換・補正をするのですが、
自分の思う良い色合いというよりは、カメラマン・編集者の意図を汲み取りつつ、
一般的にみて良い方向、万人受けする方向、あるいはその雑誌・本の目指す方向に
変換・補正するのが大切だと思います。
普段もこのことを意識して作業しているのですが、
かれこれ7年前の春の本社研修時、当時の上司に「記憶色」「期待色」のことを教わり、
桜の季節が近づくこの頃は、とりわけ思いかえすことが多いのでした。
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