InDesignの電子書籍化では正規表現スタイルは通常スタイルに置換し直す
3月末にしてようやく春を感じられるようになってきました。
こざくら商店街のコザクラも週末に開花の予感がします。
さて、弊社でもいろいろな電子書籍化を行っています。その中で、InDesignから電子書籍化をすることも多いのですが、正規表現スタイルが適用されている場合、文字スタイルに置換しなおす作業をしています。例えば、
佐藤 今晩は、本日は鈴木さんをお招きしました。
鈴木 こんばんは、よろしくお願いします…
のような対談で用いられるスタイルですが、人名スペースお話の内容…..の場合、
行頭からの最初のスペースを判定して前をゴシックに、後ろを明朝にするといいう、正規表現スタイルが適用されていたりします。
この場合、これらの箇所をテキスト化しても(HTML書出ししても)、
<p style=”段落スタイル”>佐藤 今晩は、本日は鈴木さんをお招きしました。</p>
のようになってしまいます。
人名がゴシックだよという情報は書き出されません。
この表現は段落スタイルに吸収されてしまっています。
折角の正規表現スタイルですが、電子書籍化には昔ながらの文字スタイル、段落スタイルで行ったほうが、抽出しやすいということです。
ですので、このケースでは正規表現スタイルを、段落スタイルは明朝にして、スペースの前半はゴシックの文字スタイルに検索置換する前処理が必要になってきます。
この作業は面倒ではありません。IDの検索置換は便利なので、こうした前処理も正規表現検索置換を使って簡単に済ますことができます。
ブックフェア2011
去る7月上旬に第18回東京国際ブックフェアが東京ビックサイトで行われました。
遅ればせながら、今回はその時の見学レポートを書こうと思います。
全体的な印象として、昨年に増して電子書籍に各企業は力を入れていました。
iPhoneだけでなく、Android関連のPRも散見されるようになっていたのが、
今年の注目点でしょう。
ブックフェアの上のフロアで開催していた教育ITソリューションEXPOでも
Android関連の講演をやっていました。その講演の話では近いうちにiPhoneを
抜く勢いらしいです。本題はAndroidでの講義の配信、受講、成績管理システムの
提案でした。かなり完成度の高い提案していたのが、印象的でした。
各企業のブースで目ぼしい所をピックアップすると、
●インプレス社
新たにAndroid向け雑誌を創刊したとプレゼンしていました。
アプリをダウンロードするサイトが煩雑なのでQRコードを誌面につけたと
説明していたのがユニークな所でしょうか。若干ながら本末転倒(?)な気がしました。
●Visual Processing Japan社
この会社のプレゼンは相変わらずテキパキしていて聴いていて気持ち良いです。
私が立ち寄った時はInDesignを使った動画付きのカタログ製作フローについて
説明していました。やはりレイヤーの使いこなし方は必須のようです。
●廣済堂社
「時刻表復刻版アプリの楽しみ方」と称して国鉄時代の時刻表をテーマにして
プレゼンしていました。メインの列車ダイヤの部分だけでなく、当時の広告も
再現されており、当時の世情や、流行がイメージできて興味深かったです。
単なる鉄道マニア的な面白さだけでなく、文化的な価値のあるアプリに
仕上がっていたように思いました。
●東芝社
教育ITソリューションEXPOにて学校向けタブレットPCの紹介をしていました。
プレゼンと並行してタッチパネル上の地図をマークしたりエリアを選択させるなどの
実演を見学者にさせていました。コミュニケーションを高めるには音声認識機能が
あると良いと思いました。
●Adobe社
CS5.5の新機能を紹介していました。パノラマ機能では前後左右上下6画像配置するだけで
3次元イメージを実現させる事ができると説明していました。それとEPUB3.0に対応している
事をアピールしていました。ようやく縦書き、ルビが電子書籍でも使用可能になる様子。
今回のブックフェアを振り返ってみると、様々な企業が電子書籍化に取り組んで
どこと連携しようか等について試行錯誤が見られました。ただ、どうやって儲けるか
(ユーザに課金、というよりもいかにして面倒がらずにお金を払ってもらうか)を
真剣に提案している所がまだ少ない気がしました。かたや個性的なコンテンツを持った
中堅・中小クラスの出版社では電子書籍どこ吹く風という感じでひたすら紙の書籍を
営々とアピールしていたのも印象的でした。個人的には従来型の紙の書籍の手軽さも
捨て難いと思っているので、孤軍奮闘(?)している出版社を応援する為にも興味のある
本はなるべく購入して読もうという所存です。ひいては業界全体が少しでもいいから
儲かるようになれば良いと願うばかりです。
固定レイアウトのEPUB
固定レイアウト(つまりリフローしない)EPUBを見ました。これはiBooksのビュアーだけができる見せ方です。
雑誌や絵本などの再現にはかなり良いと思います(絵本を購入したいが、海外のiTunes Storeのため残念)。中に、com.apple.ibooks.display-options.xmlがあり、これで属性定義しています。
海外では既にいろいろと情報が出回っています。日本では http://builder.japan.zdnet.com/off-topic/sp_epub2010/20425185/?ref=rssや、ebookstrategyのサイト(ただし会員限定)が参考になりました。
JazzJapanという雑誌がそれでEPUB化したそうですが http://www.mdn.co.jp/di/newstopics/17396/、最初の2号までで、現在はリフローするEPUBとなっています。1、2号の購入も現在はできず、残念です。ただし今後、こうしたEPUBが増えていくと思います。
気になる日経新聞の電子書籍記事の扱い
kamataです
今年もよろしくおねがいします。
さて、1/13に大日本/NTT参入のニュースがテレビや新聞でそれなりに扱われました。
電子書籍の市場が広がるということ、大日本、凸版などの主要企業が出そろったことが書かれていました。
でもお気づきでしょうか、日経新聞では最下段に1段組み12行の記事でした。見過ごしました。電子書籍に対して日経の醒めた目を感じませんか? ビジネスになるのか疑心暗鬼(いや様子見)といったところでしょうか。
Adobe Digital Publising Suite について
Adobe Digital Publising Suite(ADPS)の社内勉強会は明日だが、資料がまとまっていない(汗;;;)
先日、DAS(デジタル・アド・サービス)様でADPSの使い方をレクチャーした時の資料があるし、今日買ってきたMdNで特集しているので、ここのページをコピって社内資料にしようかと思案中。

ADPSは良いです。使って思ったのは、今後IDが紙だけではなく、電子書籍、Webの中心のアプリケーションになっていくだろうと感じる。出版の概念が拡大していることに対応しているアプリだと思う。
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