画像処理の現状

[CTEメールマガジン 2015年9月1日号]

 

最近の製版業界における画像処理(Photoshopレタッチャー)についてお話ししたいと思います。
昔に比べ、画像処理に使用するPhotoshopの機能が格段にアップしています。
今までは写真加工だけが主な使用方法でしたが、3DCG、ムービーレタッチ(解像度4k~8k)等の映像の分野にまで使用範囲が進んできました。
これからは色々と情報を収集して行かなくてはと思います。

現場での画像処理の作業とは?

さてCTEでの画像処理としては、印刷媒体での作業をメインとしています。
実際の作業の流れとしては、商品の現物、カラープリント、イラスト等を見本として添付して頂き、それを元に印刷物になった時に、その見本の色になる様に色調整を行います。

 

勿論、現物が無い場合でもご要望があれば「明るく」「奇麗に」「鮮やかに」等の加工を行い、ご要望に沿う形に仕上げていきます。

 

実際に色調整とはどのような内容かと言うと、CMYKはRGBより色域が狭いので、彩度の高い色は再現されにくいです。

 

例えると電子機器などの画面で見るのと、印刷された物とで色の鮮やかさが違って見えるという感じです。
RGB画像をCMYK画像に変換する時はこの点を考慮しながら、シャープネスでぼやけて見える物をクッキリさせ、人物の肌の色等、色のバランスを調整していき実物と同じようになる様修正します。

プロにしかできない加工技術を

また、色調以外にも画像加工(レスポンス)作業を行なっております。

 

写真を撮った際に映り込んでしまった埃や画像内の不要物の削除、人物の肌や衣類にあるシワ取り、元の色とは別の色への変更、別々の画像同士を合成し一枚の画像にする等々行ないます。
要相談ですが、上記以外の加工もご要望があれば行なうことが出来ますのでお気軽にご相談下さい。

 

このような作業を行なっていますが、Photoshopの機能がアップしていると言う事は、現場のプロでなくとも画像加工、簡単な合成が出来てしまうということです。

 

その為現場としては常に、プロにしか出来ない加工技術を用いて、プロ意識向上をさせつつ、完成度を高めて行く必要性があると私自身思っております。

 
(画像チーム 宮原 典史)