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title: AI化が、いよいよ具体的になってきました
description: CTE×TOMUP AI実装記録 第3回（6ヶ月レポート）
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# [AI化が、いよいよ具体的になってきました](https://www.web-cte.co.jp/ja/cte/ai化が-いよいよ具体的になってきました)

 作成者: [高橋俊明（株式会社TOMUP COO）](https://www.web-cte.co.jp/ja/cte/author/高橋俊明株式会社tomup-coo)｜2026年9月24日

第2回の記事から、約3ヶ月が経ちました。株式会社TOMUP高橋です。  
2026年2月にスタートした株式会社シーティーイーとの共同検証プロジェクトも、折り返しとなる半年を迎えました。レポート第3弾となります。

前回、「組織作りの要としてAIを中心に据えることが大事」と書きました。  
この3ヶ月は、まさにその言葉どおりの3ヶ月でした。  
AIを「使う」フェーズから、AIを「作る」フェーズへ。

# AI推進室に、「作る」機能が加わった

 

シーティーイーのAI推進チームに、この3ヶ月で新しい機能が加わりました。  
「作る」機能です。  
AI活用を進めると、必ず「これができたら楽になるのに」という場面に行き当たります。でも、そこから先が遠い。調べて、試して、動くものにする。本業を持ちながらの兼務で、ここまで走りきるのは現実的ではありません。  
私の経験で言うと、多くの会社がこの手前で止まります。「AIで何とかなりそうだ」までは辿り着くのに、動くものが出てこない。  
シーティーイーが選んだのは、外から助言をもらう形ではなく、推進チームの中に作り手を入れるという形でした。  
私たちTOMUPはこの3ヶ月、「提案する人」ではなく、シーティーイーの中に入り、同じチームで「手を動かす人」として動いています。  
この3ヶ月で一番大きかったのは、この体制の変化です。

# 現場の痛みから、AIを作った

 

そして最初に生まれたのが、DTP業務の基礎「赤字照合」のAIです。  
原稿に入った手書きの赤字が、修正後の組版に本当にすべて反映されているか————。  
これを人の目で一つずつ追っていくのが、校正・校閲の中でも最も神経を使う工程です。  
いま検証しているAIは、手書きの赤字をテキストとして読み取り、修正前と修正後を突き合わせ、指示どおりに直っているかを一覧で返します。  
すでに自社の実データでの検証がスタートしていて、先日は18ページの原稿で試した結果を見せていただきました。  
この結果は、作業者が修正箇所を把握し、正しく修正した、というエビデンスにもなります。

さらに、検証を進める中でもう一段先に進みました。  
照合するだけでなく、赤字の指示どおりに文章を直すところまで、できるようになってきたのです。

では、人はいらなくなるのか。そんなことはありません。  
受託でやっている以上、ミスが出てはいけない。100%の品質保証が原則です。  
「このツールを使っても100%にはなりえないので、最終的に人の目は必要になります。」  
議論の中でこういう意見も出ました。  
そのとおりだと思います。印刷物は、たった1文字の違いが事故になる世界です。  
変わるのは、その確認に使う時間の中身です。  
機械的に照合できる部分をAIが先に通しておけば、人は本当に気をつけるべきところに集中して見ることができます。  
判断が要るところ。解釈が分かれるところ。事故になると取り返しがつかないところ。

私の感覚値ですが、こういうことだと思っています。  
人だけでやっていても、精度は100%ではありません。おそらく90〜95%のどこかです。そこにAIを一枚かませることで、その数字を99%へ押し上げていく。

AIに任せれば仕事がなくなる、ではありません。AIを使うことで、品質そのものが上がる。

ただし、これで工数がどれだけ減るのかは、まだ実証できていません。ここは、これから自社で使い込んで測っていく段階です。

# 自社の改善が、商品になる

 

動くものを見ながら話しているうちに、もう一つの可能性が見えてきました。  
赤字照合・点検を自社の品質管理の中心に置いているのは、シーティーイーだけではありません。どの会社も同様です。  
同じ工程を抱える会社に、そのまま提供できる————ソリューションとして販売できるレベルのものになっています。

実は、シーティーイーにはこの流れの前例があります。  
以前、修正の前後を画像で比較するソフトを自社で開発しました。まず社内で使ってみて、「これは売れる」となった段階で、商品として世に出しています。

自社の業務改善のために作ったものが、そのまま商品になる。

シーティーイーは、その実績のある会社です。これからこの取り組みが新規事業になるときを楽しみにしています。

# Microsoft Copilotの研究が始まった

 

同時に、もう一つの検証が進んでいます。  
社内で主に使ってきたのは、ChatGPTとClaudeでした。書く、整える、考えを広げる。この領域では十分に力を発揮してくれます。  
一方で、ずっと残っていた課題があります。

社内の情報を、AIが見に行けない。前回、メールに使う時間の約92%が「読む・探す」だったとお伝えしました。資料も同じです。そこで、Microsoft Copilotの検証を始めました。  
普段の業務がOffice365とTeamsの上で回っているので、社内の情報がある場所そのものにAIがいる。ここが他のツールとの決定的な違いです。

まず、検索が大きく変わりました。きちんとしたキーワードを思い出せなくても、ざっくりした文章で聞けば、探しているものにたどり着ける。  
いま検証しているのは、その先です。

Teamsを流れていく案件のやり取りをまとめ、そこから提案書のたたき台を作り、見積の作成につなげる。  
営業の動き方そのものが変わる可能性があります。まだ途中で、できること・できないことを一つずつ確かめている段階です。

# まとめ

シーティーイーAI推進プロジェクトは、12ヶ月のうち7ヶ月目に入りました。  
いまシーティーイーとTOMUPで、自分たちの取り組みのリアルを伝えるための共催セミナーを考えています。日程はこれから決めますが、「印刷会社が自分たちでAIを作ると、こうなる」という話を、実物を見せながらお届けできればと思っています。  
ここからが本番です。

引き続き、この変化の記録を見守っていただければ嬉しいです。

 

| 【OKRAとは】 OKRA（Open Knowledge Real-time AI Assistance）は、日常のPC業務の中でAI活用のタイミングをリアルタイムに提示する、法人向けAI活用OSです。 PCにインストールするだけで、作業中のアプリケーションや業務の流れをもとに、「この場面ならAIが使える」という具体的な活用方法を自動で提案。特別な知識や事前学習がなくても、業務の延長線上で自然にAIを使い始めることができます。 提案内容は、手順・プロンプト・ツールの使い方をまとめた「レシピ」として提供され、実務で使うこと自体が学習となる設計。小さな成功体験を積み重ねることで、個人のスキルに依存しない、組織全体でのAI活用定着を支援します。 OKRAは、AIを「導入するためのツール」ではなく、AIが現場に根付き、継続的に活用される組織文化をつくるための基盤です。 企業のAI投資の効果を最大化し、AI時代に適応した働き方への変革を支援します。 |
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