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今はもうない

みなさん初めましてこんにちは! どちらかといえば犬派です、です。
ブログは初めてですが、どうぞよろしくお願いします。
 
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「ああ、それ読んだけど面白かったよ。あんたなら気にいると思うけど…」
 
少し前、いきつけ(?)の書店で1冊のハードカバーを手に取ったわたしに、顔なじみの店員さんがかけてくれた言葉です。
 
その店員さんは、少年時代にわたしが初めて本を買った(確か「三毛猫ホームズの騎士道」です。平置きの新刊の中で、特徴的な表紙が目につきました)時からのお付き合い。
店員さんの「あんたなら」という一言に、わたしの読書傾向が把握されていることが伺えます。
ちなみに、その時すすめられた本はなかなか楽しめる作品でした。
 
 
思えばそのお店でいろいろな本を買いました。
赤川次郎にはじまり、内田康夫、栗本薫、横溝正史、エラリィ=クイーン、コナンドイル、隆慶一郎。
最近では京極夏彦、森博嗣、垣根涼介、今野敏、畑中恵、三浦しおん(すべて敬称略)…そんなに最近でもなかったようです。
 
たくさんの本たちとの出会い。
その多くをプロデユースしてくれたその本屋さんは、今はもうありません。
 
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時代の波に押され、いろいろなモノがなくなったり、変わったりしていきます。
そのうち電子データではない、それこそ人と人とのふれ合いが贅沢品となる時代が来るのかもしれません。
 
少しだけ、寂しく感じながら。
今日もゆっくりとページをめくります。
 
それではまたいつか!

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