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新しい業務

三月に入ったことでやっと寒さが和らいだと思ったら急にまた気温が下がったり、厚手のコートの終い時が分かりません。ですが、暦の上ではもう春の季節。春といえば新年度もあり、なにか新しい物事を始めるきっかけになりやすいと思います。かくいう私もこの度、新しい業務に携わることになりました。

今回はその新しい業務を含め、私の仕事内容について少しお話させていただきます。

私はコミックという部署に所属しています。どんなことをするのか簡単に説明すると、名前の通り月刊誌や単行本といった漫画の写植をデジタル作業したり、時には漫画家から預かった原画のスキャンから、ネーム入れなどを行う部署です。
作業の際に発生した先方への疑問応答は営業を通して伝えるのが前提なので、制作側が直接やりとりすることはまずありません。(具体的なフローは後日また改めて紹介できればと思います。)

そんな中、ある業務が私のもとに舞い込んできました。国家試験問題集の赤字修正~校了作業です。元々は別部署の持ち案件でしたが、業務の多様化に伴い、あふれた部分を引き継ぐ形で私に割り振られました。ざっとデータを確認すると、お固い専門用語の羅列と苦手なアンカー式オブジェクトが多様に使われているデータ…。ページ数も分野によっては300P以上、全体で見ると50cm高の紙束タワーができる量です。

コミックでは先方とのやりとりは営業を挟んでいましたが、この業務はオペレーター自身が打ち合わせの同席や、疑問応答も直接メールでやりとりしたり、ずっと社内に籠って仕事してた身としては普段と毛色が違う業務に現在進行形で戸惑っています。

オペレーター自身も能動的になることを目的としているようですが、そうすると営業との線引きが曖昧になるのではないか…と、個人的には思います。しかし引き継いだ以上はコミックの繁忙期と折り合いをつけて、
少しずつ作業に慣れていこうと考えています。

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