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身近なコピー機の違い

今回は画像加工の社員から「身近なコピー機の違い」についてです。

「身近なコピー機の違い」

スマホ等の携帯端末で写真を撮影するのが当たり前になった現在。昔は印刷するために写真屋にカメラを預け、現像してもらうのが普通でしたが今では自宅のプリンターにデータを飛ばして簡単に印刷することが普通になりました。しかし、自宅にプリンターが無い、出先ですぐに印刷したい場合どうすれば良いか?

割と知らない人が多いのがコンビニのマルチコピー機。コンビニのプリンターといえば、仕事先で急に資料のコピーが必要になったり、証明写真用のコピーをしたり、いわば「コピー」をメインにしている人が大多数だと思います。

実はコンビニのマルチコピー機は写真の印刷や引き伸ばし印刷、はてはカレンダーの作成まで可能です。基本的にデジタルデータであればどのような画像でも印刷が可能です。サイズもL判~A3(普通紙、光沢紙)まで可能です。

ここでちょっと疑問になるのが「すべてのコンビニにあるコピー機は同じものなのか?」という点。コンビニ大手の3社、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートを比較すると、
・セブンイレブン「富士ゼロックス製マルチコピー機」
・ローソン、ファミリーマート「シャープ製マルチコピー機」
となります。

印刷時に違いはあるのか?
ネットで検索すると検証しているサイトがありました。
項目は紙の質感、色の再現、解像度、水や傷等への耐性の4項目。

1、紙の質感
・普通紙
 厚みがあり、しっかりとした印象があるのはローソン、ファミリーマート。
 セブンイレブンは若干薄く感じる。
・光沢紙
 どちらも同じくらいの厚み。

2、色の再現
・セブンイレブンは全体的に青みを帯び色が少し淡くなります。
・ローソン、ファミリーマートはやや赤みを帯びますが元の写真データに近い色味になります。

3、解像度
・違いはほとんど無く、十分元の解像度で細かく再現されます。

4、水や傷等への耐性
・セブンイレブン
 表面のコーティングが少し固めのため、引っ掻き傷がつきやすい。
・ローソン、ファミリーマート
 表面のコーティングが柔らかく、傷がつきにくくなっています。

水への耐性に関してはどちらも同じくらい。

一見するとセブンイレブンのコピー機が少し劣っているように見えますが、あくまで同じデータ、同じサイズで検証した結果になります。もちろん印刷するデータやどういう風に印刷したいかで使い分けが出来るので千差万別です。

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