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ロゴの歴史

ロゴデザインはグラフィックデザインなどとは違い、トレンドがすぐには変化せず場合によっては最大10年、もしくはそれ以上長く使われることがほとんどです。
みなさんは、ロゴを目にしたとき「歴史」や「誕生の由来」を意識したことはありますか?

長い歴史のあるロゴの中から、一度は目にしたことのある「フェラーリ」ロゴの由来と歴史について少しお話をします。

フェラーリの創設者であるエンツォ・フェラーリは1929年に「スクーデリア・フェラーリ」というレーシングチームを作り、1940年に「アウト・アヴィオ・コルトルツィオーニ」というスポーツカー製造会社を設立。この会社が現在のフェラーリの前身になります。そして、1947年にはじめて初代「フェラーリロゴ」が登場します。
「黒い跳ね馬」は、国を問わず認識されているロゴマークのひとつです。『力強さ』『スタイリッシュ』『ラグジュアリー』を象徴しているロゴは、モータースポーツの世界においても大きな活躍を遂げています。F1史上もっとも多くの勝利をおさめているのは他でもないフェラーリで、過去16 回もF1チャンピオンの座を獲得しています。

さて「跳ね馬」の由来ですが、原典は第一次大戦時のエース・パイロットで「撃墜王」として知られているフランチェスコ・バラッカ伯爵にあるそうです。伯爵はバラッカの家紋である「跳ね馬」のエンブレムとともにイタリア空軍のさまざまな戦いを率いて勝利してきました。その後フランチェスコの母親がエンツォと出会い「バラッカ家の家紋を使ってほしい」とすすめたのが跳ね馬マークの由来だそうです。

ロゴ誕生から色や文字など何度も変更が加えられてきましたが、一番大きな変更は尾の向きだそうです。バラッカ家の家紋は尾が下向きになっていましたがフェラーリロゴは尾が上向きになっています。

普段何気なく目にしている数々のロゴも、その歴史や由来を知ることで今までとは違った目線からロゴを見ることができると思いませんかーー

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■ 編集後記
まだまだ寒暖差が激しく、カラダがついていきません。。
鹿角の春はまだ遠くにいるようです…

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