斜めに見えちゃう?不思議な文字列

まずは下の文字列をじっくりご覧ください。(注:ダミーテキストではありません)不思議なことに気づきます。

十一月同窓会十一月同窓会十一月同窓会十一月同窓会十一月同窓会
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会窓同月十一会窓同月十一会窓同月十一会窓同月十一会窓同月十一
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実はこの文字列、真っすぐ平行に並んでいます。傾いて見えるのは目の錯覚、すなわち錯視です。信じられないという方は、定規や鉛筆など真っすぐなものを文字列に当ててみると、水平であることが確認できると思います。

事の発端は2005年頃、日本のネット掲示板などに傾いて見える文字列が次々に投稿されたことがきっかけでした。誰かが最初に始めたのかはわかりませんでしたが、当時は多くの傾いて見える文字列が日本のネット掲示板やブログを賑わせておりました。

通常、錯視は何かある特別な図形によって発生します。それに対し、傾いて見える文字列の錯視は、特定の図を作らなくてもPCのテキストエディタなどに文字を打ちながら見つけることができます。テキストゆえに、ネットを使ってすぐに発信、拡散することも可能です。傾いて見える文字列がネット上でブレークした理由は、こういった要因が理由の1つだと考えられます。

例に上げた文字のような錯覚を見つけるのは難しいですが細かい文字の小説を読んでいると、時々惜しいものを見つけたりひとつ視点を変えることで、今まで見えなかったおもしろさが発見できたりします。書体によって傾斜などが変わってきます。こういった視点から文字を楽しむのもまた良いものだなと思います。

※環境によって見やすさが変わってしまいますが調べましたところ、フォントが12ptのMSゴシックがおすすめです

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https://www.dynacw.co.jp/news/news_detail.aspx?s=806

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■ 編集後記
音の錯覚というものがあります。
音階が無限に上昇・下降を続けるように聴こえる
無限音階(シェパード・トーン)や
ピアノ演奏だけなのにまるで歌も歌っているように聴こえる曲など。