Browsing articles in "事例紹介"
7月 9, 2013
kamata

【EPUB】Kindle, iBooksに弊社作成のEpubを登録しました

弊社で制作したEpubを、Kindle, iBooksに登録しました。

■労働基準監督署の調査・対策・対応マニュアル



iBookstore: https://itunes.apple.com/jp/book/lao-dong-ji-zhun-jian-du-shuno/id664527455?mt=11
Amazon KDP: http://www.amazon.co.jp/dp/B00DG7LBRK

■中小企業のための労働組合対策マニュアル



iBookstore: https://itunes.apple.com/jp/book/zhong-xiao-qi-yenotameno-lao/id664515896?mt=11
Amazon KDP: http://www.amazon.co.jp/dp/B00DG7W90I

■『労務問題、一発解決』奇跡のバイブル


iBookstore: https://itunes.apple.com/jp/book/lao-wu-wen-ti-yi-fa-jie-jue/id664454610?mt=11
Amazon KDP: http://www.amazon.co.jp/dp/B00DDG1KQ6

4月 12, 2012
admin

ブラウザの設定・・・侮れません!

先日、お客様のWebシステムに機能追加をしたところ、
特定のブラウザの一バージョンだけが一部、体裁が崩れる。
という困った現象が発生しまた。

以前から、IE7とかIE8とか、特定のブラウザにだけ動作に
不具合が出るとか、ブラウザやバージョンの違いには
苦労してきたのですが、
更に、弊社端末では出なくてお客様環境では発生する。
という状況も重なり、調査は難航。

おかげでリリースも止まり、スケジュールにも影響します。
開発側としては「環境的要因」ということで、対処したくなる
部分もあるのですが、理由が環境であれ、端末であれ、
アプリが正常に動かないことには解決にはなりません。

そんな折、今まで不具合が出ていた箇所と、平行して改修を
進めていた別の機能でも新たに体裁崩れが発生。
困ったな…と思いつつ、担当者の調査を待っていたわけですが、
不幸中の幸い?今回は別の機能でも不具合が出たことが
逆に解決の糸口に繋がりました。

体裁が崩れるというのは、結局のところ、ブラウザの設定で、
メニューからの設定がオンかオフか、それだけでした。
(この設定というのは「互換表示」というものです)
端末環境やデフォルト設定、ネットワーク状況等は会社様に
よって違いますので、出たり出なかったりというのもそれが
原因のようです。

解ってしまえば、なんだそれだけか…ですが、
ブラウザの設定やブラウザの種類によって、表示や動作が
違う部分が出てしまうと、原因特定するまでが結構大変。
やはりまずアプリの不具合か!?と疑ってしまいます。
しかも、不具合が出るとやはり不具合部分に目が行きがちです。

別の視点、視野を変えて…と、普段から気を付けてはいても、
実際、障害対応をしているとそれが中々難しく、
改めて、気を付けなくてはと思い直しました。

無事に不具合が解決出来て、無事にリリース、お客様、
ユーザー様にシステムを使って頂くことが出来て良かったと
思いながら、しかし、ブラウザの設定、侮れません・・・。

(shigi)

12月 1, 2011
kamata

イラストレータで株価チャート作成

鎌田です。ご無沙汰しております。
ここしばらく、Excelを入稿データとした案件が3つ程続いています。それをご紹介しようと思います。
今日ご紹介するのは、イラストレータでの株価チャート作成です。


株価チャート(ロウソク足)、移動平均線、売買高、信用取引残高です。

入稿データのExcelの値を拾って、イラストレータの座標値に変換してプロットしていきます。
座標値を計算して「グラフを書く」という点では難易度は高いものでははありません。
しかし、制作にあたって労したところは次の3点になります。

1. 「レイアウトが確定していない時点で設計を開始する」
 受注させていただいた時点では、グラフを書く領域のサイズが確定していません。
 サイズ変更に柔軟に対応できる必要があります。

2. 「株価の目盛単位は原則100円。10円未満の端数をださない。
   かつ、グラフ作成領域に合わせて、できるだけ大きくグラフを作成する」
 株価から最大値最小値は求められますが、それを3〜5分割して株価の目盛を作成します。
 そのときに、10円以下の端数を出してはならず、区切りのよい目盛にする必要があります。
 分割数、目盛の作成ルールはなく、これらについては全て制作側で決めないといけません。

3. 「信用取引残高は、白地と墨アミの二つの折れ線グラフを重ねるが…」
 墨アミのグラフを背後に、白地のグラフを前面に配置します。
 墨アミの数値が大きく、白地の数値が小さい場合、墨アミのグラフは表示されます。
 しかし、逆の場合は、白地の背後に墨アミありますので、墨アミのグラフが見えなくなります。
 この場合には、墨アミの折線グラフの「線部」のみを前面に表示し、アミを表示させません。

1について
 グラフ領域のサイズと原点の持ち方を工夫することで、対応できました。

2について
 これは大変苦労しました。分割数、目盛のルールはないので、グラフを作成してみての判断となります。
 日経会社情報が参考になりました。
 結局のところ、株価範囲が何円〜何円の場合、分割数幾つで、目盛幾つというテーブルを作成しました。
 グラフを作成させ、できるだけ大きいグラフとなるよう、値を調整していくことを繰り返しました。

3について
 このようなグラフを作成する場合どうしたら良いか?
 イラストレータの使い手に相談したところ「パスファインダー」を使用すれば良いことが分かりました。
 しかし、「パスファインダー」はスクリプトで制御できません。
 ネットでググっていくと、次の情報を見つけました。

“Can javascript execute pathfinder commands?”
http://forums.adobe.com/thread/433284

これに基づいてスクリプトを作成し、無事動作させることができました。

実際のスクリプトの動作はここをクリックして参照ください。

時間がかかっているのは、信用残高の読込み部分です。年52週の値を10年分、売買いでその2倍、約1000行を読込んでいるためです。株価、売買高は、12ヶ月の10年分、120行ですので、瞬間で終わります。

他のエクセル入稿の案件については、その制作が終わったタイミングで後日、紹介できればと思っています。
よろしくお願いします。

4月 1, 2011

グラフとの格闘

先日、グラフを大量に作成しなければならない、という仕事が舞い込んできました。

なんでも、Illustrator上で折れ線グラフやら棒グラフやらを山ほど作らなくてはならないのだとか。

メインの担当者と話をしたところ、プログラムからExcelのデータをIllustratorのテンプレートに流し込むところまでお願いしたいとのこと。さっそく、自動処理をどの程度できるのか調査に入りました。

調べたところ、Illustratorのグラフ機能はAppleScriptによる自動処理に対応しておらず、一筋縄ではいかない雰囲気です。

そこで、メニューや画面を無理やりコントロールするやり方(GUI Scripting)で、強引にデータを入れることに成功。あくまで「無理やり」なので、処理の途中に適度に「待ち時間」を入れて安全第一で自動処理。

さらに、

グラフ上のマーカー図形を変更してみたり

一定のしきい値を下回る場合にはグラフから線を引き出して外周部に数字を配置してみたり

グラフの値の増減傾向を考慮しつつ値のデータを折れ線グラフと重ならないように配置してみたり

してみたところ、当初は必要とされていた手作業を大幅に削減!!!

それでも、メイン担当者はそれなりに大変な作業をこなしていたので、プログラムを用意しなかったらトンでもないことになっていたことが想像されました。

お客様から求められたアウトプットが、Illustrator CS3の書類ということだったので、Illustratorを制御するのはまちがったやりかたではなかったのですが……世の中にはもう少し楽ができるような解決策があってもよさそうなものです。

こうした用途には、DeltaGraphを外部からコントロールするとうまく行きそうですが……調べてみると、文字組みのクオリティがいまひとつで、コントロールできる範囲が大味なため、「かゆいところに手が届く」ような処理は、やはりIllustrator上でこまかい座標計算を行ってやるしかなさそうです。

4月 14, 2010
U

ID2XML テキスト&画像抽出

今年2010年は電子書籍元年ともいわれてるせいか?
DTPデータからテキストや画像抽出をして、
WEBやXML、PDFへの加工案件がどんどん増えています。

こざくらラボ(シーティーイー開発部)では、
今までDTP関連のツール開発のご紹介が主でしたが、
実は大量のDTPデーターの変換や抽出作業も得意分野です。

先日もすでに印刷下版したInDesignデーターを、
XMLテキストにして、画像を抽出して欲しいという案件がありました。
(しかも当日中に200p弱…)

InDesignは、XMLが標準で取り扱えますが、
タグ付けはあらかじめ用意しておかなければなりません。
ドキュメントを作る前だったら良いのですが、
すっかりできあがったデータにひとつひとつ手作業で
タグ付けしていくのは非常に面倒です。

InDesignExtraction

そこで自動タグ付けやXML+画像抽出スクリプト
(赤い矢印部分が、半自動処理となります。仮名 ID2XML)
その後のチェックもBeforeAfterで検品し、ささっと半日で納品。

後日、担当営業から聞いた話では、
いろいろな制作会社さんに持ち込んでみたものの、
「できません」「うちではちょっと…」「時間がかかりますな〜」と
たらい回しでお客様も困っていた案件だったようです…。

元のデーターや納品の仕様程度にもよりますが、
もしもこういった案件でお困りの方がおられましたら
こざくらラボまでお気軽にご相談ください。(U)