時代の変化でブレないスキル
皆様、はじめまして。
IT事業部 プログラマーのTKです。
私は、かれこれ15年近くシステム開発の仕事をしていますが、
ここ数年は技術の進歩がますます速くなったように思います。
特にスマートフォンのアプリ開発を始めるようになってからは、
数年どころか数か月、あるいは数週間単位で動向が変わってしまう状態に
面白さを感じながら仕事をしています。
しかし、そんな急激な時代の変化の中でもブレないスキル、
いつの時代でも通用するスキルを身につけることが大事です。
今日はプログラミングの仕事をしてきた中で、
これは時代に関係なく必要と思われるスキル、フローチャートについて書きます。
今の時代、フローチャートを綺麗に書けること自体は重要ではないのですが、
フローチャートを書くうえで叩き込まれた、考え方自体は大いに役立っています。
スマートフォンアプリの開発においても、例えば動作の不具合が発生した時に
どの辺がネックになっているのか「あたり」をつけながらプログラムの改修を行うことで、
問題点の発見、修正を効率的に行うことが出来るというのはよくあります。
新卒で入った会社の新人研修でフローチャートを書く度に
「データの初期化処理を入れなさい。」と当時の上司に口うるさく注意されたことを思い出します。
ちなみにフローチャートとは(最近の若い人はよく知らない方も多いと思うので説明。。。)
「流れ図または流れ作業図のことで、各ステップを様々な形の箱で表し、
それらの間を実線または矢印で繋いで流れを表すことで、アルゴリズムやプロセスを表現する。」
図式のことで、データの並び替え処理、マッチング処理、集計処理など
様々なパターンの処理を図式化するのに便利なツールです。
これを新人研修の時に添削してもらったり、出来る人の
見よう見まねで処理パターンを頭に叩き込みました。
やはり若いうちに身に付けた基本は、
業務経験を重ねてからも役に立つことが多いと思う今日この頃です。