[Objective-C,Swift]iOSでデータベースを使う方法
IT事業部 プログラマーのTKです。
今まではサーバ側の開発が中心でしたが、アプリの開発もできるようにならなくてはならないと思い、
iOSで使用するObjective-C,Swiftについても日々習得を進めています。
そこで、今回はiOSで主に使用されるデータベースであるSQLiteの使い方について書きます。
SQLiteについては以下のサイトを参照してみてください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/SQLite
http://www.dbonline.jp/sqlite/
SQLiteは主にアプリケーションに組み込んで使用する軽量のデータベースで、
iOS,androidのような携帯デバイス向けのOSでもよく利用されています。
データベースアクセス処理は標準化、ルーチン化された処理が多いので、
OSS(Open Source Software)を随分出回っている様です。
この中で代表的なのがFMDBと呼ばれるライブラリです。
使い方は非常にシンプルです。上記GitHubサイトからソースを取得してXcodeのプロジェクトに取り込んで
Appleの提供するライブラリ”xcodelibsqlite3.0.dylib”を追加すればOKです。
http://blog.oukasoft.com/プログラム/【iphoneアプリ】sqliteでデータベースを使ってみる、fmdb、lita/
ちなみに、FMDBはObjective-Cで実装されていますが、
Swiftで使用できるようにするには、
Wrapper用のヘッダファイルを定義する事で実現できます。
以下のサイトにヘッダファイルの設定についての詳しい手順が取り上げられています。
http://mushikago.com/i/?p=5000
プログラムの実装を始めると、データベースの内容を確認したり、
検証用にデータの登録が必要になります。
そこで必要になるのがDB管理用のソフトです。
●Database Browser for SQLite
http://sqlitebrowser.org/
Windows版、Mac版両方あるようです。
現在は様々な使い勝手の良いライブラリやソフトウェアが公開されているので、
汎用的な処理は出来る限りコードを書く手間を省き、
独自のアイデアを実現する事に時間と労力を割ける知恵が必要になっていきます。