【EPUB】AdobeDigitalEditionsはライブラリに登録するとプリントできる
鎌田です
制作したEPUBを底本と検品するためには、EPUBをプリントする必要があります。
ところが、縦書きでプリントできるリーディングシステムがなかなか見つかりませんでした。
Google ChromeのReadiumで縦書きでプリントできたのですが、上下微妙に文字が欠けます。
DigitalEditionsは1.8Previewで縦書きをサポートしましたが、プリントメニューがグレイになり、選択できませんでした。
Previewリリース版なので、未対応なのかなと思っていましたが、たまたま、ライブラリに登録しているファイルを表示すると、プリントメニューが有効になっていました。「えっ?」と思い、もしかしてライブラリにあればプリントできるのか? と思い、プリントできなかったEPUBをライブラリに登録すると、メニューが有効になりました。
【EPUB】楽天koboの日本語フォントでの表現は4種類
鎌田です
楽天koboにはモリサワのリュウミンとゴシックMB101が利用出来ます。
2書体だけだなと思っていたら、CSSでfont-weight:boldの指定が可能でした。
つまり、表現として4種類が可能です。
ただし、bold指定をすると文字揃えを行うとboldで太らせた分が揃わなくなります。
特に目次など、字下げを揃えてキレイに表現する箇所でboldを使うと、デコボコしてしまいます。
弊社では、目次ではbold指定は禁止にしています。
【EPUB】iBooks3になっています
ファーストインプレッション
iBooks3で、
1) 日本語縦書き表示で、右から左に正しくページめくりができるようになった。
2) ページのめくり方に、スクロールが追加された。
3) 対応フォントが増えました。日本語だけでなく、中国語のepubなら中国語フォントが利用できます。
【EPUB】楽天koboのepubファイル名称は〜kepub.epubにする
鎌田です。
今日は、iPad miniの発表や、Amazon Kindleの発表もありました。
電子書籍の本当の元年は今年なのだと思います。
さて、この5ヶ月間、電子書籍制作にどっぷり浸かっています。
こんな事がありました!、こんな事で苦労してたんですというのを、ご報告していきます。
楽天koboのepubファイル名は〜kepub.epubにする。
今では常識ですが、出版社様からこの情報を貰うまでは、epub拡張子で作り、日本語表示がおかしくなるのに悩みました。
epub拡張子のままでも、日本語表示します。ただ、文字間が空き、句読点がズレます。
この微妙なズレを、制作の仕方が悪いのだと思い、数時間いろいろと調べまくって、作り直して、と闘ってました。
出版社様からkepub.epubにしてくださいと教えていただき、なーんだそうだったのかとなった次第です。
epubの制作を依頼されたのがkoboオープンの2週間前、直ぐにepub作って、直ぐに納品しなくてはいけませんでした。
出版社様も弊社もkoboルールを知らなかったので、大変焦って調べていました。