6月 20, 2008

社内イベントにおけるプログラム開発

ほとんど面識がなかった前任者から、社内のレクリエーション組織の代表に指名されてはや1年。ようやく任期の終わりが見えてきました。幸い、役員メンバーにもめぐまれ、好評のうちに任期を終えることができそうです(有能な役員諸氏には本当に感謝しています)。

日常的なイベント開催の仕事の中でも、こざくらLabのメンバーである以上、レクリエーション組織においてもプログラム開発を行うことでさまざまな問題を解決してきました。必要がなくても作ってしまうあたり、もはや「性(さが)」とか「業(ごう)」といったレベルの話なのかもしれません。

 

自作のプログラムで一番活躍したのは、バーコードリーダーによるアンケート集計システムです。私物のバーコードリーダーをながらく机の中で寝かせていたのですが、なかなか活躍の機会はありませんでした。それが、久しぶりに、縦横無尽に大活躍。バーコード読み取りプログラムを自作して、データ入力を行ったり集計を行ったり。紙で集めたアンケートであっても、90人分のデータを15分の休み時間のうちに集計できてしまいました。

 

次に活躍したのは、Google Earthをコントロールして、会員の住所をプロットするというプログラムです。個人情報保護の観点から「番地」や「氏名」を省いたデータを会長特権で総務からいただきました。住所データを順次Google Earthに入れて検索を行うプログラムを作成し、Google Earthの衛星写真の上にプロットしたわけです。この手の、住所からダイレクトに緯度・経度を求めるプログラムは「住所ジオコーダー」といって、相当のお値段がする類いのものですが、このプログラムを作ったことで、イベント開催会場を決めるのにおおいに役立ちました。相当のお値段がする仕事が取れていないのは申し訳ないかぎりですが、自宅で作ったものなので、仕事とは別に育てていきたいところです。

 

思い起こせば、データベースの内容をPDFに書き出してメールに添付して一斉送信するシステムや、会員の要望管理用データベースなど数々のプログラムを作り、企画を行う際にはマインドマップやプレゼンソフトを縦横無尽に使いまくってきました。そうしたプログラムなしには、仕事の合間に事務処理を行ったり企画を行うことは無理だったと思います。

 

任期満了にともない、次期会長への引き継ぎなどを行いつつある昨今ですが、こうしたソフトウェアも引き継ぐ必要性を感じます。そんなわけで、今回の社内イベントでヨドバシカメラから物品購入した際にたまったポイントを活用し、こうしたソフトウェアを次期会長に引き継ぎたいと考える次第です。(N)

 

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