5月 18, 2011
admin

ペアプログラミング

 koisoです。4ヶ月ぶりの投稿です。今回はソフトウェアの開発手法の
1形態であるペアプログラミングを紹介したいと思います。

 ペアプログラミングとは、1人が1台のPCを占有して開発を行う従来の
方法と異なり、2人で1台のPCを使用して互いの知見を持ち寄って
開発を進めるという比較的新しい手法です。

 ペアプログラミングで開発を行うとどのようなメリットがあるのでしょうか?
一見すると1台のPCで2人が作業をするというのは何だか非効率な
イメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、意外と生産的な
作業ができるのです。これは私自身がペアプログラミングを実際に
某情報誌製作会社で開発をした経験から言えると思います。
特に、作業者2人のうち一方がプログラムの仕様を熟知しており、
もう一方に対して説明を交えながら開発を行う、といった状況では
大変効率的に情報共有が進みます。ひいては作業自体もスムーズに進みます。
また、一定時間2人で顔を突き合わせて作業をしていると
適度に緊張感を保つ事が出来るため、短い時間でありながら密度の濃い
仕事が可能になります。よって、だらだらと作業をして残業時間が増える、
なんて事も避けられます。
 但し、限られた人員で作業をこなさなければならない状況では
この開発手法は作業スピードを落とすことになるかもしれません。
ある程度マンパワーに余裕がある状況でないとペアプログラミングは
有効に機能しない所が難点である、と言えます。

Leave a comment