インフォグラフィックとは?
先日閉幕しました平昌オリンピックでは、冬季過去最多のメダル数ということでとても盛り上がりましたね。そしてもうすぐパラリンピックが始まり、2020年には東京オリンピックが控えております。
東京オリンピックが開催される頃には海外から沢山の外国人がオリンピックを目当てに訪日することが予測されます。そこで今回は、多くの方が集まる場面でよく利用されるインフォグラフィックについてお話したいと思います。
インフォグラフィックとは?ご存知の方も多いかと思いますが、インフォグラフィック(infographics)とは、『情報、データ、知識を視覚的に表現したもの(Wikipediaより)』のことです。
そういうと何か特別なもののような気がしてしまいますが、人間は言語を持ち始める前から、情報伝達の為に用いていました。洞窟の壁画に見られる象形文字などがそのうちの一つです。
現代では非常口のマークや、トイレのマーク、優先席のマークなどに使われています。それらのマーク(ピクトグラム)が多く使われ、広まったのは1964年の東京オリンピックがきっかけだと言われています。
また、ピクトグラムより多くの情報、複雑な情報を盛り込みながらも、視覚的に表現し、より魅力的なものも沢山あります。電車の路線図や、取扱説明書などでは視覚から多くの情報が得られるようインフォグラフィックが効果的に使われています。
海外からの観光客が多く集まる公共の施設や、言葉では説明しにくい複雑な案内など、様々な場面でインフォグラフィックが活用されるようですね。今後は我々もそういったことを意識しながら印刷物などの制作に取り組みたいと思います。