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11月 13, 2013
kamata

【python】弊社ツールサイトにopenCVポータブルを登録しました

弊社のツールサイト、www.web-cte.co.jp/tools/ にLIB_openCVという名称で登録しました。

取得可能となっております。OS10.7〜10.9で動作を確認しています。

OpenCV-2.4.2.tar と 動作させるAppleScriptを同梱しています。

11月 8, 2013
kamata

【EPUB】KADOKAWA-EPUB制作仕様フォーマットで1ソースマルチユースができない!

現在弊社の作成するEpubは、電書協フォーマットには準じていない。
ただし、Kindle、kobo、iBooksに対して1ソースマルチユースのepubを制作しているのだ。

電書協フォーマットが業界共通フォーマットになりつつあるので、切り替えるタイミングを常に計っているのだが、今回、KADOKAWA-EPUB制作仕様が公開されたので、これだ!と思いトライしてみた。

結果は、kobo端末で、表紙など画像が小さく表示されてしまった。
KADOKAWA-EPUB制作仕様の作成者に問い合わせてみたが、その通りのようだ。残念だ。

通常の電書協フォーマットでは、iPhone5の16:9の縦長画面だと、画像がセンタリングされないという問題がある。

MCBookではセンタリングできるような電書協フォーマットを書き出すのだが、Kindle Fireで表紙はセンタリングされるが、表紙以外の画像ページは白紙出力になる。うーん….。

現在の問題点がクリアされないと、電書協フォーマットに切り替えられないなー。

11月 5, 2013
kamata

【python】openCVをportable化する

OS10.7〜10.9のpythonは2.7でnumpyもインストール済であった。
なので、openCVをportable化して、どのOSXからでもopenCVを使えるようにしたいと思った。

AppleScriptで、コーディング0行で、appを作ります。LIB_OpenCV.appとします。
アプリケーションフォルダの直下に配置します。
Contentsフォルダの下に、Libraryフォルダを作り、そこにopenCVをインストールします。

cmakeのパラメータは、こんな感じ
cmake -D CMAKE_BUILD_TYPE=RELEASE \
-D CMAKE_INSTALL_PREFIX=/Applications/LIB_OpenCV.app/Contents/Library \
-D BUILD_NEW_PYTHON_SUPPORT=ON \
-D PYTHON_LIBRARY:FILEPATH=/System/Library/Frameworks/Python.framework/Versions/2.7/lib/libpython2.7.dylib \.

PREFIXを/Applications/LIB_OpenCV.app/Contents/Libraryにしてるだけです。

さて、実行してみます。デスクトップにOpenCV-2.4.2を解凍したフォルダを置き、
その中のsamples > python2 > edge.pyを実行します。

AppleScriptは、こんな感じ

set cmnd1 to “export PYTHONPATH=/Applications/LIB_OpenCV.app/Contents/Library/lib/python2.7/site-packages; ”
set cmnd2 to “export PKG_CONFIG_PATH=/Applications/LIB_OpenCV.app/Contents/Library/lib/pkgconfig:$PKG_CONFIG_PATH; ”
set cmnd3 to “export DYLD_FALLBACK_LIBRARY_PATH=/Applications/LIB_OpenCV.app/Contents/Library/lib:$DYLD_FALLBACK_LIBRARY_PATH; ”
set cmndPy to “python ” & “/Users/yukio/Desktop/OpenCV-2.4.2/samples/python2/edge.py”
set theCmnd to cmnd1 & cmnd2 & cmnd3 & cmndPy
do shell script theCmnd

実行するとこんな感じ

作った、LIB_OpenCV.appは、弊社ツールサイトからダウンロードできるようにします(ちょっと待ってくださいね)

実はこうしてポータブル化したものに、ImageMagick、mecab、OpenJTalk、xpdfがあります。
これらも近々、弊社ツールサイトからダウンロードできるようにします(ちょっと待ってくださいね)