ルビクラウド バージョンアップのお知らせ
ご好評いただいております、ルビクラウドサービス
2009年7月15日よりはじめさせていただき、1.2.0.8rから、
8月に1.2.0.9a、1.2.0.9rと少しずつ改良させていただきましたが、
9月下旬より、さらに1.3へバージョンアップする運びとなりました!
何がかわったのかといいますと…
ルビクラウド誕生物語~第5話~「Webサービスとして売る」という決断
「では、るび振りツール商品化会議を開きます。今日決めることは、最適な商品販売形態とタスク、スケジュール、発売日です」
プロジェクトリーダーのU女史は言った。
「待ってくれ、ネーミングの検討も今回の会議に入れてくれ!(『るび振りくまさん』はさすがに…)」
「それは次回にします(きっぱり)」
「うっ…!」
第1回目の会議で決まったことは、
オーバーフローチェッカーのようにCDで販売するのではなく、より安い原価を目指すため、インターネットとメールでの販売をしていく
ということ。
・松コース
ASPサービスとして、クレジットカード決済(ほとんど自動)
・竹コース
ASPではないが、クレジットカード決済(半分手動)
・梅コース
ASPでなく、銀行振込み(完全手動)
初期投資をつぎ込むか、あくまでお客様の反応を見て投資をするか、の判断。
私としては、ASPサービスを立ち上げることくらい、今のご時世楽勝でしょ、という認識があった。
しかし、現実はそう簡単には行かなかったのである―――。
(次回へ続く)
☆★ルビクラウド、これからも便利にしていきます!★☆
ルビクラウド誕生物語~第4話~ 「徹夜がなくなった!」一言で商品化を決定!
出版系のDTP・印刷会社は、月の業務量のアンダーピーク曲線がどの会社もほとんど同じカーブになる。
プリプレス部門の下版日程がどうしても15~20日、または月末に重なってしまうのである。
これは、多くの月刊誌の発売日がバラけない限り、この重なりは印刷・DTP会社の宿命なのだ。
重なってしまったものは、どうしても「徹夜作業/深夜残業」で賄うしかないのがこれまでの現実であった――――。
ある日、私藤田のもとへ一つの報告が来た。
「るび振りツールのおかげで、とっても手間が省けました。繁忙期の徹夜作業が無くなりました!」
「えっ?」
…一瞬、頭が真っ白になった。
そして、全身から喜びがわき出てきた。
「やった、やったぞ鎌田さん!!」
鎌田も驚きの表情のあと、人の良さそうな笑顔を浮かべ、
「そうですか! よかった!!!」
と、二人で喜び合った。
すると、後ろから営業Hが一言。
「ふふふふふ・・・。 やはり便利でしょ。
商品化しましょうよ。『るび振りくまさん』として」
「・・・。」
私は再び脱力しかかったが、
「それは・・・、確かに良いことなのかも知れない・・・。
DTP・印刷業界で『イラレでのルビ振り』は長年本当に敬遠される作業だった。
そんな大変な作業を自動でできるとなれば、業界の徹夜を少しでも減らせるのではないか。
つまりこれは、社会貢献まではいかないかもしれないが、『業界貢献』にはなるのではないか?」
その後早速、「るび振りツール商品化会議」が開かれたことは言うまでもない―――。
(次回へ続く)
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ルビクラウド誕生物語 〜第3話〜 熱い想いが形になった
「これをここにつなげれば・・・よし、いっちょ完了!」
開発者Kこと鎌田幸雄は、「ユーザーのニーズ」と「自身のアイディア」をくっつけて形にするのがとてもうまい、秀逸な人物だ。
「イラストレーターで自動ルビ振り、頼みます!」
という営業Hからの無茶なオーダーでも「無理だよ、それ」とは決して言わず、「これは、まず日本語素解析ツールを使って云々・・・」というように、頭の中で完成イメージがすぐに構築できてしまうようなニクい男だ。
・・・そして、パイロット版が完成した。
何と、オーダーからパイロット版の完成まで、一ヶ月もかかっていないスピード開発だ。
早速オペレータSが、実際の使い勝手をチェック!
試用を始めてものの数分で、オペレータSは使用方法をマスター。
イラレにルビがきれ~いに振られていく様を見ながら、
「おお、おおっ、これは・・・、これはすごいっ!!」と悦びの雄たけびをあげた。そして、何かとてつもないことが起こる予感がした・・・。
いくつかの不具合を修正し、早速、このルビ振りツールは実際の戦場で使用されることとなる――――。
(次回へ続く)
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ルビクラウド誕生物語 〜第2話〜 オペの願いが開発Kを動かした!
(第1話からの続き)
オペA「今月も徹夜なのか・・・汗」
オペB「ぶつぶつ言わず、手を動かせよっ!」
オペA「んなコト言ってもよう・・・。 このルビ振り作業、誰か自動化してくんねーかなー」
営業H「んー 開発のKこと鎌田さんなら自動化できるんじゃないすか? ボク頼んでみますよ!」
こんな会話の中から、製品化された「ルビクラウド」のアイディアは生まれた。
営業Hは、その発想力(妄想力?)で
(インターネットを利用したサービスになると、たくさんの人に利用してもらえるぞ。
ルビを振るのはくまさんで、オペレータが自動ルビ振り完了を待っている間、
くまさんを見ると癒されるだろうなあ・・・)
と、どんどんアイディア(妄想)を膨らませたのだ。
「社長! このサービスの名前『るび振りくまさん』にしましょう!!」
という、必要以上にとっても可愛い名前を提案するまでにいたり、私は少し脱力したのを覚えている。
しかし営業Hは、一向に構う素振りを見せずどんどん前へと進んでいった。
事実、そんな妄想をしているように見えるが、現実を見据えた行動を起こし、
ルビ振りツールの必要性を熱く開発Kこと鎌田へ説いたのだ。
開発者K、鎌田は少し考えた、そして・・・
「できる! ・・・できるぞ!! やってやるぞ〜!!!」
と立ち上がった。
ここに厳しい現実から目をそらさず、解決に向けて立ち上がったメンバーたちのドラマが幕を開けた。
(次回へ続く)
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